記憶

宇佐美りんの「推し、燃ゆ」を読んで重くなった目蓋を閉じながら電気を消したところまでは覚えていたが、すぐさま夢に移り主人公あかりの小説後の世界が勝手に描かれていた。目が覚めた時にすぐそれが夢だったと気づき、他人でもなければ実在もしない人の姿…

アメリカの地に根を張る

在宅ワークになって2週間目、春学期の授業が再開して1週間目が終わろうとしている。その間も、本を取りに行ったり印刷したりで大学に行くことはあったが、今週に限っては一度しか行かなかった。スタンディングデスクも購入し(座っているが)、ベッドとの位…

チケットのキャンセルは3万円 but this may imply something beyond that

The conference held in Tokyo, where I was supposed to present my paper, was just cancelled. It's understandable in this situation. I hope the coronavirus would not affect PAA in April, but I'm wondering if EPC might be cancelled in Italy i…

スーツケース的ノアの方舟問題

アメリカに戻るまで残り二日なのに、また本を買ってしまった。思い返すと、帰国中に村上春樹の「やがて哀しき外国語」を買ったのが失敗だったと思う。なぜこの本をアマゾンで注文したのか、はっきり覚えていないのだが、恐らくどこかで村上春樹がプリンスト…

帰国の準備をする

と書いてすぐ、ああ帰国じゃなくて出国だなと思うのだが、自分の心持ちとしてはすでにアメリカに「帰る」という意識が先行してしまう。もちろん日本にも「帰る」わけだが、それはまた別の類の「帰る」である。どちらかというと、日本というのはすでに僕にと…

そういえば5年くらいトイレ掃除をしていない

今の家に引っ越してからというもの、別のところに移りたくてしょうがない。今住んでいるところは一軒家で、ショッピングセンターからも徒歩圏内で買い物には困らないが、アメリカの院生がよくやる個室を持ちながら他はシェア、という形をとっている。シェア…